(西條)本日はお忙しい中、当社決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
ただいまより、エキサイトホールディングス株式会社 2026年3月期第3四半期の決算についてご説明いたします。
まず、エグゼクティブサマリーとして、第3四半期のハイライトをご説明いたします。
3Qの連結売上高は28億5,100万円とYonYで19.6%増収
第3四半期の連結業績は、売上高がYonY 19.6%増と大幅な増収となりました 。メディカル事業の急成長が全体を牽引しております。
EBITDAもプラットフォーム事業の利益貢献により、YonY 20.4%増と大幅な増益となっております。
メディカル事業は、ダイエット、医薬品卸売の成長により、売上高がYonYで2.5倍、5億4,500万円の大幅な増収となりました。
プラットフォーム事業は、カウンセリングサービスが利益成長を優先する方針としたためYonY 25.1%増と大幅な増益。メディアサービスは、不採算サービスの終了、外注費、業務委託費等の固定費削減により営業利益を大幅に改善しております。

3Qの営業利益は8,900万円、将来の成長を見据えたメディカル事業への広告投資を継続
第3四半期の連結損益計算書になります。
売上高は28億5,100万円、YonY 19.6%増となりました。メディカル事業がYonYで約2.5倍と大幅に増収し、大きく牽引しております。
営業利益は、8,900万円となりました。プラットフォーム事業は大幅な増益も、メディカル事業において、売上成長のため広告宣伝費を増加させたことから減益となっております。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税等3,400万円を計上し、2,300万円となりました。

3Q累計の売上高は79億7,500万円、メディカル事業の成長により売上総利益率が向上
第3四半期までの累計の連結損益計算書になります。
売上高は79億7,500万円、YonY 22.4%増。売上総利益率は、57.0%、YonY+4.9ポイント増。売上総利益率の高いメディカル事業の成長により向上しております。
営業利益は1億9,300万円、YonY 42.4%減。カウンセリング事業が大幅な増益も、メディア事業が広告単価下落によりYonY 1億6,700万円減となった影響となります。なお、メディア事業は利益回復し、3Qは4,500万円の営業利益となっております。
親会社株主に帰属する四半期純利益は1,300万円、YonY 1億4,000万円減。こちらは、第1四半期に特別損失1億100万円を計上した影響によるものです。

現金および預金は21億200万円、自己資本比率30.9%と引き続き健全な財務体質を維持
連結貸借対照表です。現金および預金は、本社移転費用約4億5,000万円、配当金支払1億4,600万円等により減少し、21億200万円となりました。
自己資本比率は、30.9%となりました。前期に実施したONE MEDICAL社の株式取得に伴う借り入れにより前期末から低下しておりますが、引き続き健全な財務体質を維持しております。
PBRは、2025年12月末時点の株価を基準に1.75倍となっております。当社としては、この水準を当然視することなく、資本コストを強く意識し、ROE向上と持続的な成長を通じた企業価値の最大化に取り組んでまいります。

ONE MEDICALの月間GMVは、医薬品卸売事業の拡大により10月に3億3,700万円に達し、以降も高い水準で推移
ここからは、ONE MEDICALの業績進捗についてご説明いたします。
ONE MEDICAL単体のGMV推移です。9月より本格的に開始した医薬品卸売事業の貢献により、GMVが拡大しております。
月間GMVは10月に3億3,700万円に達し 、11月、12月も高い水準で推移しております。

ONE MEDICALの売上高も順調に拡大。LTVが高く投資効率の良い診療科目に広告宣伝費を投下することで、売上高成長と利益創出の両立を図る
ONE MEDICALの売上高推移です。
ダイエットの立ち上がり、医薬品卸売事業の貢献により売上高が増加しており、特に10月は大口顧客の受注があったため、大きく飛躍いたしました。
引き続き、LTVが高く投資効率の良い診療科目に広告宣伝費を投下することで売上高成長と利益創出の両立を図る方針です。

ONE MEDICALの調整後営業利益は、広告宣伝費の投資効率改善と医薬品卸売事業の利益貢献によって増益
ONE MEDICALの調整後営業利益の推移です。
こちらの調整後営業利益とは「セグメント利益」に「経営指導料」と「のれん償却費」を加えたものとなっており、連結開始前と同じ基準で比較いただくために作成しております。
経営指導料は、当社が純粋持株会社のため子会社から徴収しているものになります。売上高を基準に徴収しているものであるため、売上高の大きいONE MEDICALは負担が大きい構造となっております。
広告宣伝費の投資効率改善に加え、医薬品卸売事業の利益貢献により増益となっております。

オンライン診療事業は、固定費率約20%の低コスト構造を強みに、高収益事業として更なる成長を目指す
オンライン診療事業の収益構造についてご説明いたします。オンライン診療事業は、固定費が低い構造となっており、売上原価、人件費・経費等の固定費が売上高の約20%と低いことから高い利益率を生み出せる収益構造となっております。
現在はシェア拡大を最優先とするフェーズにあるため、広告宣伝費率は売上高の75~85%と高い水準になっていますが、これは将来の成長に向けた戦略的な投資と位置付けております。
一定のシェアを獲得した後は、認知度の向上やリピート顧客の増加により、広告宣伝費率は段階的に低下し、売上高比でおおむね60%程度が適正水準になると考えております。また、売上が拡大しても人件費やシステム費などの固定費は急激には増えないため、売上の増加分がそのまま利益に結びつきやすい事業構造となっております。このような構造を背景に、広告宣伝費を適切化した後は、将来的に営業利益率20%程度を目指せる高い収益性の事業になると見ております。

通期業績見通しに対する売上高進捗は概ね想定通りに推移。EBITDA以下の利益は、M&A仲介事業の成約済み・仕掛かり案件の積み上げで達成を目指す
通期業績見通しに対する進捗率ですが 、売上成長と利益回復の両立を図る中 、売上高は進捗率72.5%と概ね想定通りに推移しております。
EBITDA以下の利益に関しましては、進捗率30〜50%となっていますが、第4四半期にM&A仲介事業において成約済案件があることに加え、仕掛案件の成約を積み上げることで成約報酬の拡大を図り、計画達成を目指しております。

以上をもちまして、エキサイトホールディングス株式会社 2026年3月期第3四半期の決算説明を終了します。
ご視聴いただき、ありがとうございました。
| 質疑応答
Q :業績予想に対して、利益面が標準進捗率より大幅に遅れていますが、達成に向けての取り組みや見通しについて教えてください。
石井:ビハインドの大きな要因であったメディア事業の業績はすでに回復しており、利益を押し下げる要因は解消されております。
現在は業績達成に向けて、全事業でコストコントロールしながら利益創出に全力を尽くしているところでございます。
達成に向けてのポイントはM&A仲介事業における成約実績の積み上げとなります。すでに成約が確定している案件があり、さらに進行中の案件もあるため、これらの案件をクロージングさせることにより利益を積み増し、業績を達成したいと考えております。
Q :メディカル事業の売上高成長が順調で利益も改善し、増加傾向にある中で、今後投資を加速させる可能性はありますか?
石井:決算説明資料に「オンライン診療の収益構造」を記載しておりますが、オンライン診療は20%以上の利益率が期待できる高収益事業と判断しております。また中期経営計画「EXCITE300」の達成という点からもメディカル事業の成長は重要であると考えております。
まだまだ成長の余地があり、シェア拡大後は利益率が高まる構造であるため、業績を勘案しながら必要と判断する投資は積極的に行っていきたいと思っております。